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参加資格について(1)

中古車オークションにおける参加資格について

多くの自動車購入希望者にとって、中古自動車市場は魅力のあるものになってきたといわれています。これまでは購入希望者は周辺の都市にある中古自動車販売店でしか中古自動車を購入する選択肢しかありませんでした。しかしながら、インターネット通信能力やインターネット通信速度の向上により、全国各地にある中古自動車販売業者が提示する中古自動車情報が、瞬時に入手することが可能な時代になりました。多くの中古自動車購入希望者は、全国にある中古車販売業者が提示するより多くの情報の中から、欲しい車種や年式を取捨選択し、より効率的かつ合理的に中古自動車を購入できるようになったのです。中古車販売業者が中古車を仕入れる場合、中古車オークションを活用するケースが多いです。中古車オークションは昭和42年に開催されたのが最初であるといわれ、もう40年以上もその歴史があるものになっています。中古車オークションは、参加を希望する人が自由に出入りし、自由に中古自動車を購入できるわけではありません。オークションの参加資格を得るには、非常に多くの厳しい条件を克服しなければ得ることができません。1つ目は、オークション参加希望者は古物商許可を入手しなければなりません。そもそもオークション会場は、各都道府県を管轄する公安委員会許可の古物市場であるためです。古物商許可を得るには、各都道府県の公安委員会から入手することが可能です。2つ目は、オークション参加希望者は参加を希望するオークションの現会員から推薦状か紹介状を貰う必要があります。推薦状および紹介状の数は参加を希望するオークションによって違います。2通のところもあれば、複数必要とするオークションもあります。推薦状を貰うには、参加希望者が同業者から見て信頼があるかどうかが必要になります。3つ目は、オークション参加希望者がオークション参加希望時に、中古車販売業を店舗を構えて一定期間以上営業活動を行っているかどうかです。4つ目は、連帯保証人がいるかどうかです。こうしたいくつかの厳しい条件を克服してはじめて、中古車オークションの参加資格を得ることが可能になります。これほど参加することに厳しい条件を課す理由として、取り扱う中古車台数や参加者数が増加するにつれ、中古車販売業者の中に悪質な業者が紛れ込む可能性が増えます。こうした悪質な中古車販売業者は、メーター改ざんや盗難車を販売しようとして、中古車オークション自体が犯罪の温床になる可能性があるためです。