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参加資格について(2)

中古車オークションの参加資格について

これまで中古自動車は、10年以上販売台数を前年から減少させていましたが、2012年の販売台数は前年から増加したというニュースが流れました。それまで中古自動車が販売台数を減らした理由として、自動車の性能向上等による自動車保有の長期化傾向が言われています。また、これまで経済不況が長引いていたため、給料などの所得の減少による自動車の購買意欲が低下したこともその理由の一つとして言われています。また、2014年4月に消費税率が5%から8%へと3%上昇したことも新車自動車だけでなく中古自動車へも客足を向かわせたといわれています。消費税は購入した商品の購入価格に対して課税されるため、中古とはいえ購入価格の高い自動車は、増税の影響を大きく受けます。こうしたことで、中古自動車の販売台数が上昇しました。通常、中古自動車を購入しようとする消費者は、中古自動車販売店に行く場合がほとんどです。中古自動車販売店が売り物である中古車を仕入れるのは、多くのケースで中古車オークションを活用します。中古車オークションは現在日本全国に点在しています。例えば、北海道の江別市や宮城県名取市などの日本の北部から、鹿児島県姶良郡加治木町や沖縄県中頭郡北中城村などの日本の南部までの間で中古車オークションが開催されているのです。また、各中古車オークションでは開催日がまちまちであることから、ほぼ毎日日本のどこかで中古車オークションが開催され、中古自動車が売買されていることになります。オークションに参加するには参加希望オークションから、参加資格があるかどうか確認されます。オークションの参加資格を得るには、参加希望者がいくつかの条件を達成しなければなりません。1点目は、参加希望者は古物商の許可を得る必要があることです。古物商の許可を得るには、東京都の場合は営業所の所在地を管轄する警察署の防犯係に申請書を出す必要があります。このときの添付書類としては、身分証明書や略歴書や住民票などです。2点目は、参加を希望するオークションに現在会員になっている参加者からの推薦状です。推薦状の数については、オークション毎に異なりますが、推薦状をもらうには、そもそもオークション参加希望者が信頼されるべき事業者かどうかや、法を遵守した営業活動を行っている事業者でないともらうことはできません。こうした条件を参加希望者に課すのは、悪質な参加者をオークションに参加させず、オークション参加者を悪質な参加者から守るためです。